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私が死んだ時の話



 「急にいなくなったら多分死んでます」みたいな文言をツイッターのプロフィールに書いてた時期があります。心配してくれた方がおられて急に恥ずかしくなり消しました。病気とか死ぬ予定が具体的にあった訳ではないんですが、「生きるのめんどくせ〜〜虚無〜〜〜」ってぼんやりした気持ちはずーーっとあります。多分中学生ぐらいからずっとあるのでもう慣れましたし当たり前になっています。多分私の漫画を好きな人には共感していただける方が多いと思うのですが、そういう事って一回思っちゃうと何もかもを「死んだら解決するのにな」って雑な現実逃避をしてしまうようになって、何の疑問も持たずに生きてた状態に戻れなくなるんですよね。死という概念が大好きな中二病なのもそういう事情です。現実逃避に利用できる分死に救われてる面はかなりありますが。
 なんか不穏なことを書きましたが、これは人間性の問題で、病んでる訳じゃないのでどうか心配はしないでくださいね。

 そんなあほな事をプロフィールに書いていたアホ アホ アホのきんじですが、もしツイッターが突然何ヵ月も更新されなくなったらそれは多分本当に死んでいます。異世界に転生してチート能力でイキり倒し、無条件に私を信頼し尊敬してくれるイケメン美少女のハーレムを築いてるかもしれません。美少女だけじゃなくて不健康に痩せてて目が細くてぶっきらぼうだけど超優しい、でも好きになった頃突然行方不明になる20代後半の女性に情緒をかき乱されたいです。何はともあれ私がそうやって異世界で美少女とキャッキャウフフしつつ20代後半女性の捜索をしている間、この世界の私の作品はおそらく誰にも管理されない状態になると思われます。遺言書を遺して近しい人に管理を任せるという手もありますが、そんな墓守みたいな事をさせて負担を押し付けるのは嫌です。
 という事で、私の気配が消えたら、好きな作品は消える前にブラウザのツールとかを使ってダウンロードしてください。もしそのままサーバーのサー終とかで全部消えてしまったら、作りたい方はミラーサイトを作ってくれても大丈夫です。そんな物好きが複数人おられたら、どうか喧嘩はしないで仲良く管理をしてください。私のせいで喧嘩なんかされたら悲しくて転生先で20代後半女性の白骨化死体の捜索ができないです。

 というのも(?)、一作だけ新都社から登録解除しちゃった作品があるんですけど、それも死後の管理を考えたからでして。何かトラブルがあったからとかではなく、自分の死後になるべく残るようにマルチ投稿したいと思って解除したんです。ぶっちゃけこの話が書きたくて(説明しておきたくて)このテーマにしたとこがあるので、ここからがメインかもしれません。つっても大した話ではないですが。
 事の経緯としては、当時借りてたレンタルサーバーさんから「定期的に契約更新ボタン押さんとサイト消すで」ってメールが来たのが始まりでした。更新されないまま放置されてるサイトを維持しようとすると無駄にコストがかかるのでしょうし、更新ボタンぐらい押してもいいんですけど、悪い想像をしがちの私は「これ私がボタン押せんくなったらサイト消えるんやな」と不安に陥ってしまいました。そして日常生活に支障が出るほど「私の死後創作がこの世から消えてしまったら」って恐怖が脳をグルグルした末、「完結作は全部色んな所にマルチ投稿してなるべく延命したい!」って完全にパニクった判断を下し、順番に移すつもりで最初に描いたやつから解除しちゃった訳です。でも結局マルチ投稿が面倒くさかったのと、死後の事なんか知らんわって急にどうでもよくなったのとで一作でやめました。あの不安と恐怖はなんだったんでしょう?たまにそういう事があり、不安から逃れるために衝動的な判断を下して失敗をしてしまいます。やっぱりあほだ。

 もし誤解されてたらやだなとずっと思ってたので、証拠?としてここに記しておきます。

 ちなみに今置いてるFC2さんはボタンを押さなくていいので面倒くさくなくて助かってますが(まあツイッターからの作品ページへのリンクを切らさないために前サーバーの更新ボタンは押し続けているのですが)、放置されたサイトの分コストはかかるでしょうし、個人HP自体が斜陽なせいで有名どころも平気でサー終するので、無料サーバーの最大手っぽくてもちょっと心配です。生きてる間は引っ越しできますけど、地味に面倒くさいのであまりやりたくない…。ネットにあるものって意外と消えやすくて困っちゃいますね。保存していい媒体の大好きな作品はなるべく保存しておかねばなりませんね。



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