子供の頃描いてた漫画の話

　恥ずかしい気持ちはあるんですが、それ以上に自己顕示欲が書けと叫ぶので書くことにします。結構色々描いては投げてたので大きいやつだけ。ガチで恥ずかしい事実は隠してます。
　「うｐはよ」待ちではなく、ただ歴史を書いてるだけのページです。うｐされることは絶対にないので、その辺はご了承ください。

・デジモンとかスマブラとかモンスターファームとかの二次創作(未就学児〜小学校中学年ぐらい)
　裏紙や自由帳にギャグやら四コマやらバトルやら、実に子供らしい描きたいものを描いてました。ろくに人間が描けなかった低学年頃、「カービィやモッチーですら毎コマ描くの結構めんどくさいのに、人間なんか描いたらめっちゃめんどくさいのでは…？」って思ってました。まだ幼いのにものぐさセンサーが鋭敏で泣ける。
　小学校中学年ぐらいになるとドギツイ下ネタを描くようにもなり、終わりの始まりの兆しが見えます。いや、未就学児の頃から先天性やバトルによる欠損・傷痕の描写がちょくちょくあったので、もっと前から始まっていたのかもしれません。

・現代を舞台にした異能バトル(小学校高学年〜中学生ぐらい)
　人間が描けるようになったので嬉々として描いてたのですが、典型的な「設定だけ考えるのが好きな子」だったので、世界とキャラの設定だけ立派で本編は…でした。例に漏れず(？)設定は暗い過去と傷痕と欠損だらけ。まあでも本編をノート2冊ぐらいは描いたのでまだ偉い方。
　本編に出ないのにキャラばかり無駄にたくさんいたので、スピンオフみたいなのはたくさん描いてましたし、ことあるごとに女の子が血まみれになってました。「身体が丈夫で大けがしても死ににくいという設定」と「欠損レベルでも治せる回復魔法」のセットはマストだよね。それかちゃんと痛覚がある不死身の設定。
　また、この頃何かと死ネタや自殺ネタの短編をたくさん描いています。まあそういうのにあこがれる時期です。中二病です。

・異能バトルのキャラだけを再利用したスターシステム闇深ギャグ漫画(中学生)
　この当時ハマっていたHTFにモロに影響を受けた、血まみれ闇深ギャグ漫画でした。毎回誰かグチャグチャになって死ぬわ、欠損してるキャラは多いわ、当たり前に百合だわ、お気に入りキャラが家庭環境グズグズドMメンヘラ傷痕まみれ高身長ボーイッシュ女子だわで、この当時既にそれなりに出来上がっていた感じがあります。グロも下ネタも闇深も全部この頃の方がひどいです。中学生だから仕方ない。
　こちらもスピンオフみたいなのを描いてましたが、いわゆる○○パロ的な、本編とは違う時空の話がほとんどだったので、まあとりあえず女の子がよく死にました。異能バトルのスピンオフを描いてた頃から情緒が発達したのか、人が人を大事に思う気持ちを弄ぶような精神責めが多かったように思います。悲しいことにその精神性は今にも引き継がれていますね。
　これはノート4、5冊ぐらいは本編を描いたので結構偉かったです。

・現代を舞台にしたダークファンタジー(中学生)
　設定だけ立派シリーズ。一話を描いたら「これ敵キャラ毎回考えなあかんやん」と気付いてしまい、まさかの一話で投げてしまった一品です。投げた後に全滅して世界が終わる結末だけ落書きしてました。子供は「お話の整合性的にこれはどうなんだ？」とか考えずに好きなものを詰め込む傾向にありますが、その関係で私はやたらとバッドエンドにしたがってました。まあ中学生だし闇とか不幸とかグロとか過激なものが好きなのは仕方ないから…。今も実質中学生だから仕方ない…。
　これを最後に戦う系の漫画は描いてません。ちなみにですがこの漫画の結末、深い絆で結ばれた姉妹の片割れが死にます。この頃から姉妹を死で引き裂くのが好きだったようです。

・卓球部の四コマ漫画と人外の四コマ漫画
　ノートの右側と左側からそれぞれ始めたけど、ノートの半分も埋められないまま投げた二作です。前者は「迷走卓球部」っつって迷アニのタイトルの元ネタというか流用元で、これは珍しくリア友を元にキャラを作ってました。迷アニをもっとイタくした内容だった…と思います。あまり愛着が無いからうろ覚え。主人公がクレイジーサイコレズです。
　後者はキャラは結構可愛くて気に入ってるのでたまに描きたくなったりとかします(描くとは言ってない/描いたこともあるけど)。男性キャラの比率が高く、女装男子とかケモ耳男子とかいました。ノリは卓球部の方と大して変わらないですが、なんか無駄に闇の深い裏設定とかありました。
　この後迷アニのリメイク前を描いて身内向けとはいえ一応ネットに公開するので、「ノートに描いた漫画」としてはこれが最後です。

ここから余談。
　中学生の頃に「これを最後に戦う系の漫画は描いてない」と書きましたが、作風の話その2でチラッと書いた通り、実は新都社デビューしてからもSFで戦う系の話を最初から最後まで考えた事があります。が、作画できる気がしないし、それよりも内容が全く面白くなかったのでお蔵入りにしました。それとは別に面白そうな近未来っぽい話の一話を考えようとした事もありましたが、結局人間関係だけ取り出して別の作品に変えました。SFやバトルじゃない普通の？作品でも結構な数をお蔵入りにしていますし、「設定だけ考えるのが好きな子」からそのまま「設定と一話だけ考えるのが好きな大人」になってしまってる感があります。今完結作をたくさん出せているのは奇跡です。